今日は、以前英語についてあることを知ってしまい、割と凹んだ話をしましょう。
僕は中学生くらいの時、ターミネーターにものすごくハマっておりまして。
「なんだこのカッコいいオッサンは…!」とか思ってまして。
もうすごく衝撃的だったんです。何回見たことか…。
それがキッカケでシュワちゃんが出る映画を片っ端から借りて見るという時期が
しばらく続いてました。そんな中でね、思った訳です。
あの有名な台詞をいつの日か使いたいと。絶対使ってやると。
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ここはもう本当に文字通り、中二病全開だった訳ですね。
で、それから十数年の時を経て、まさかのこんなにも使うチャンス盛りだくさんな現状に
身を置くことになった訳ですが全ての外国人から
「お前は何を言っているんだ」と言われ続け、
ただでさえ弱いメンタルはボロボロに朽ち果て、
電車の乗り方はわからず、タバコすら買えず、
もう本当に明日すら見えない、みたいな毎日だった訳で笑。
来て最初の1ヶ月が過ぎた頃、少ーーーーーしはホストファミリーとは話ができるようになったけど、学校やら銀行やらコンビニやら要はそれ以外の場所で一向に話が伝わらず険しい顔で「は?」と言われる日々。
これはもうおかしい、もっと何か根本的な所に問題がある、と。そこで色々調べてわかってきたんですね。
で、その時に非常に納得した記事のひとつがこちら。
ご自身の経験と脳科学な視点から英語というものについて書かれています。
結論だけサッと言うなら9歳までに英語環境にいないとしゃべれません残念でした諦めましょう脳みその構造上無理でーす。ということ。
「がーん」
「いやでも待って。10代後半とか20代前半辺りで留学した人でしゃべれる人いるじゃない!」
僕が思うことを書いてみますね。間違ってることもたくさんあると思いますが。
確かにしゃべれるし、わかっているんだと思います。ただ、根本的に、何か思考を始める際に「日本語で」考えているんじゃないかと思います。
そしてそれを日本語→英語という風に変換して話をしているんじゃないかと。
それが英語環境に長く何年も居続けたらそこが英語→英語みたいになってくると思うし
そうすることで当然流暢にキャッチボールができるようにはなる。
けど、それは(年をとってからの)膨大な努力の末に得た英単語や経験から来るものであって
根本的に頭の回路が変わった、直感的、感覚的にわかる、というものではないような気がするんです。
もちろんそれが年をとってからでも可能な人だって絶対いると思いますし
できない訳ではないけれど、その分日本語が弱くなるんだろうなぁ、と。
例えば、ここで冒頭のシュワちゃんのカッコよすぎる台詞について
みてみると翻訳では「(あとで)また戻ってくる。」
うん、これは100%そういう意味。
じゃあ彼はどんな感じでそう言ったのか。ちょっと神妙な感じで「また戻ってくるから…」なのか
未来がなんとなく自分の中で見えてて割とラフに「あぁ、んー俺また戻ってくるからさ」的な感じか
べつに感情なんてなく(ロボットだし)「マタモドル」的なのか
そもそもそんな概念が英語を母国語とする人たちには存在しないのか
ここは完全に妄想するしかない。しかも答えがわかることはバイリンガルに会うまできっとない。
英語には日本語のように感情によって語尾が変わる、みたいなところがないから
その分、表情や声のトーンが明るかったり大げさすぎるように感じたりする(ように見える)
(「そうだよな」と「そうだね」と「そうなんですね」は同意している意味では同じだけど
微妙にニュアンスが異なるしそれで相手の感情や思考を察することができる。みたいな。)
言葉自体を変化させ感情を乗せる日本語と言葉自体が変化しないから動作や表情に感情を乗せる英語。真逆だよねー。
これが外国人が日本人を見て「何考えてるかたまにわからない」と思う原因のひとつだろう。
うーん、言葉にするのがすごく難しい。けど幼少期からそういう環境にいないとやっぱり難しいものなんだろう。ってのが今思うことかと。
いつも仕事先にいるオーストラリア人と話をしてもなんとなくこういう意味だろうなぁとは思うけど直感的に理解は絶対してない、って感じが嫌というほどするし語学は永遠に終わりのない勉強だろうとも思う。
しかもその際いくら頑張ってやってても「翻訳」をしている限り
「こうなんじゃないかな」って推測の域を出られないような気がしますし。
少なくとも僕は。だから「好きかどうか」が大事なんじゃない?
たぶんこういう所まで理解したいと思うのであれば
「あ、コレなんて書いてあるんだろう」というものを
ネイティブに英語のまま説明してもらうか英英辞書で調べて
仮に完全に意味がわからずともそこで日本語訳を見ない、
みたいなことが必要となってくるだろう。それを延々と何年も
し続ける。幼少期に戻ったように。
「これは何?」と周囲の大人に聞きまくる。
(いやぁ〜地獄だわ無理無理諦めよっと。笑)
だからそういうことを踏まえてタイトルに戻るとシュワちゃんは「また戻ってくる」とは言ってない。彼は
「I’ll be back」と言ってるんだ!
当たり前だバーかって言われそうですね。
続きはまた今度。
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