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“じょうしき-【常識】
①ある社会で,人々の間に広く承認され,当然もっているはずの知識や判断力。「―では考えられない奇行」「―に欠ける」
一歩外に出るだけで本当に
「まぁこんなにいろんな人がいるなぁ…」と思うわけです。
当たり前だけどまず外見から違うし話す言語だって違うしここに居る理由だって様々。
ショッピングモールのフードコートなんて
「中華料理屋、その隣がインドカレー屋、寿司屋、マレーシア料理屋、
マック、スタバ…」みたいな。で、それぞれのレストランにその国の人がいる。ざわざわしてるけど皆が皆別々の言葉をしゃべってる中で
なにひとつ言ってることを理解できずぽつんとひとり。。それこそ言葉通り「ぼっち」な訳で笑。
何故母国を離れてこんな所で店を構えたり、生活してるの?
となんとなく感じて色々想像してみるけれど
それぞれに物語があるんだろう。
「出稼ぎ」もあれば「勉強の合間のバイト」ってのもあるだろうし
母国の経済状況や治安、個人的感情から、住めない、住みたくない、
というものもあるだろう。
それ以上に想像もつかない理由を持っている人もいるに違いない。
移住二世、三世の現地の人もいる。
それくらいバックグラウンドが異なる人たちが
共通のルールの元生活しているなんとも不思議な空間(と、僕の目には映った)
だからもうどうしようもないくらい無愛想な接客だったり、
家で勝手にシャンプーやら食材やら使われたり「は?」って思うことも多々。
(もちろんそれはその個人の問題だったのかもしれないので
何とも言えないけど少なくとも僕の中の当たり前はどんどん壊れていく訳で。はは。。)
けどすごく広く見れば多分そんな状況が
「不思議」に映る人の方が少数なんだろう。
多くの国が陸続き。様々な国の人が入り交じって生活しているんだろう。
世界の東の端ーーーーーーーっこにある島国で、
一度中に入ってみるとパッと見、ほとんどの人が同じような外見、生活スタイル。
皆揃いも揃って礼儀正しいけど僕らが話しかけると一目散に逃げて行く。
「一体なんなんだこの国は。。。。」みたいに映ってるんじゃないかな笑。
初めて訪れる外国人からしたら。
長い間(島の外から)閉ざされていて、それが開かれた。
外国の商品や映画、アルファベットがどこにでもありふれるようになった現在。
けど閉ざされた感じが劇的に変わった、とは思わない。
どこか遠くのものだと感じてたし普通に生活してて外国人との接点なんて皆無だったもん。
ただ閉ざされていたからこそ中で生まれた
たくさんの独自な文化があって、もし仮にそれと引き換えに、
グローバル化とかいう訳わからんものの名の下にあらゆるものが
もっと開かれるのであれば、また閉ざしてくれって思うけれども。
うまくバランスとれればいいけどそうはいかないだろうな。
以前一緒の家に住んでたシェアメートは中東出身。
よくベランダで話を聞いた。
今まで画面の中の出来事でしかなかったことが隣の部屋まで来た。
一般的に日本のことをあまり好んでないみたいに思ってる
(とニュースじゃよく言われてる)国の人が、
実はめちゃめちゃ日本のアニメが大好きで
話したらすごく面白くていいやつだった。
差別なんてダメだ!と言ってる本人が実はいちばんやってる。
「どこの国の人だから」とひとくくりにすることほど、
事実をほとんど知らないもの、見たことのないものを否定することほど
愚かなことはないと痛感させられた。
パスポートを持って外に出るだけで強烈な異物が至る所に溢れている。
そんなことを考えた。
それでは。
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