WEBサイトの分析時に必要なツールまとめ。使用したイチ個人的感想も含めて紹介したいと思いますので参考にしてみてください。
用途別一覧表
SEOを始めたての頃「何の目的でこのツールを使うのか」という目的別一覧があると助かるなぁと思っていました。ツール名をクリックするとページ下部にジャンプします。
ツール名 | 用途 | 費用 |
Google Search Console | 検索結果のパフォーマンスチェック | 無料 |
Google Analytics | サイト内アクセス解析 | 無料 |
Googleキーワードプランナー | KWボリューム取得 | 有料 |
Ubersuggest | KWボリューム取得 | 無料 |
aramakijake.jp | KWボリューム取得 | 無料 |
hanasakigani.jp | 被リンクチェック | 無料 |
namaz.jp | Googleアルゴリズム変動観測 | 無料 |
Ahrefs | 被リンクチェック | 有料 |
GRC | 検索順位の定点観測/記録 | 有料 |
User Insight | ヒートマップ/ページ内でのユーザーの動き等 | 有料 |
MIERUCA | KW精査、競合調査、サジェスト、共起語 | 有料 |
関連キーワード取得ツール(仮名・β版) | サジェスト抽出 | 無料 |
Website Explorer | 階層構造・ファイル構成チェック | 無料 |
Google Search Console
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)はどんな検索キーワード(クエリ)でサイトにユーザーが訪れているかをチェックできるツールです。検索での掲載順位や表示回数、クリック数などを表示します。また、
- インデックス登録(=サイトを作ったから検索結果に載せてね)依頼
- モバイルフレンドリー(=スマホで見るときに最適化されてるよ)確認
- AMP対応(=スマホで見るときの高速表示技術)確認
- サイトに問題が発生した時のGoogleからの連絡 など
本家でのヘルプでは↓のように控えめに言っておりますが検索からの流入を見込むに当たっては絶対に必要なツールです。
Search Console に登録しなくても Google 検索結果にサイトが表示されるようにすることはできますが、Search Console に登録することで、Google のサイトに対する認識を理解し、改善できるようになります。
Search Console の概要
ユーザーがWEBサイトに訪れる前段階のデータ取得を目的すること。サイト内でのユーザーの動きを確認するには後述のGoogle Analyticsを使います。
Google Analytics
Google Analytics(グーグルアナリティクス)は一言で言うと、サイト内でのユーザーの動きを測定するためのツールです。WEBサイトのアクセス解析の超メジャーなツールでほぼ全ての人が使っているのではないかと言うくらいのものだと思っております。簡単な例としては
- このページには10人のアクセスがあった。
- このページの平均滞在時間は1:46だった。
- ユーザーはこのページからあのページに移動した。
- ユーザーはあのページでサイトから離脱した。
- リアルタイムで今3人のユーザーがサイトを閲覧中。
といったようなデータを見ることができます。Google Analyticsには個人資格(GAIQ)が存在しており無償で取得できます。資格取得のための勉強を進めていくと概念や操作方法もおのずと身についていきますのでチェックしてみてください。
キーワードプランナー(Google広告)
キーワードプランナーとは、もともとはGoogleの検索結果に広告を出す際に使用するツールで、キーワードの月間検索数(検索ボリューム)や、クリック単価などを調査することができます。SEO対策にもその「キーワードに対しての情報」がめちゃめちゃ重宝するわけです。
Ubersuggest
で、このツールの出番が来るのですが。無料とは思えないレベルのハイクオリティです。キーワードプランナーが使えなくなり、ずーんと沈んでいた所を助けてもらいました。キーワードボリュームやクリック単価は、キーワードプランナー使用していた時と比べてもほぼ同じ値を出してきてくれるのでホント感謝してます。
本腰入れて事業として行うのであれば広告出稿しながらキーワードプランナーとの併用利用が理想ですが、個人で見る程度であればこちらだけで十分ではないでしょうか。
aramakijake.jp
こちらも無償で使用可能な検索数調査ツールです。Google、Yahoo!ともに検索予測数を出してくれますが、個人的な感覚値としては精度はそこまで高くなく、あくまでもサブ的な使い方でした。
hanasakigani.jp
サイトがどれくらい被リンクをもらっているかをチェックできます。こちらも計測値の精査用として利用することが多かったです。
namaz.jp
こちらはGoogleの検索アルゴリズムの変動を日々観測するツールです。SEOを行っていると、アルゴリズム大変動が死ぬほど怖くなります。日々サイト運営を行うようになれば1日1回は開くツールになるかと思います。
- aramakijake.jp
- hanasakigani.jp
- namaz.jp
を運用する株式会社ディーボ様はツール以外にも様々な役立つ情報提供を行っており、地獄の作業を行っていた頃にも本当めちゃめちゃお世話になりました。すごく感謝です。変化の早いWEB業界では情報取得元をいくつ持っているか、と言うことも大切なのでそれもおいおいまとめていきます。初めて利用する方にもイチオシです。
Ahrefs(エイチレフス)
有償の被リンクチェックツール。めちゃめちゃ優秀です。被リンク数、流入キーワード調査、新規参入を検討する対象キーワードの上位サイト被リンク調査、どれくらいの参入障壁になり得るか、などに使っていました。Ahrefs独自のRankがあり、仮説の精度を高めるために使用していました。2019年現在はどうなのかわかりませんが、使用していた時はAll Englishでしたがそこまで困ることはなかった記憶です。
GRC
サイト×検索キーワードを設定するだけで、日々の検索順位を取得し保存してくれます。順位変動が折れ線グラフ(時間軸)で表示されるので定点観測はもちろん、アクセス数の増減の原因調査や、変化に気づくためにも必須ツール。
User Insight(ヒートマップ)
ユーザーがページのどの部分を見ているのか、どんな部分を飛ばしているのか。UI/UX改善点を色で綺麗に掲示してくれます。急に読まれなく部分だけ解消したらCTAクリック率が爆上げした、なんてこともありました。同じページを自分で何度も読んでいると客観的な目線を失いがちなので、ページ改善時には非常におすすめのツールです。
MIERUCA(ミエルカ)
有償。万能感がすさまじいです。関連キーワード、共起語、サジェスト、競合サイト調査、ニーズ調査などなど。「こんな情報まで出るんや、、、」とインパクトがあったのを鮮明に覚えています。MIERUCAがいて、それを使いこなせる人間が1人~数人いれば、それだけで絶大な生産性を誇ってくれると思います。
関連キーワード取得ツール(仮名・β版)
こちらはサジェストを取得するためのツール。キーワード選定やコンテンツ制作のアイデア創りのヒントに使えます。サジェストのみしか取得できないのですが、アイデアや妄想を膨らませるためには逆に良いかなーと思ったりも。
Website Explorer
WEBサイトの階層構造、およびファイル構成を調べてくれるツール。サイトをチェックする時に、ページ内容やデザイン、アイデアを見るだけでなく、サイト全体のツリー構成や、カテゴリ名まで見てみると「使いやすいサイト構成とはどんなものなのか」といった表だけ見てても気づき得なかった学びが得られたりします。出会った当初は「こんなものが存在するのか」と思いました。
コメント