検索キーワード選定の考え方

SEO
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「どんな検索キーワードに対してコンテンツ製作をしようか。」と狙いたいキーワードを決めることをキーワード選定と呼びます。サイト制作時に必要な考え方のひとつ。

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WEBサイトはユーザーの検索意図に沿って製作していくこと

検索キーワードからユーザーの検索意図を探ることもサイト制作においては大切な要素と言えます。検索意図から逆算してユーザー像(ペルソナ)を掴みにいくには、検索キーワードに対しての自身(or自社)の持つ専門性と、経験量が必要となります。

また、検索キーワードの一覧が必要にもなるため、ここではツールを利用します。無料で使えるウーバーサジェストとキーワード取得ツールを例として扱います。

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無料でサクサク使えるキーワードリサーチツール。世の中のニーズをサクッと把握!コンテンツ制作/製品開発...
検索キーワードをじーっと眺めながら、事象のイメージがポンポンと沸くならきっとあなたが上位表示できる分野。

ある程度検索意図が見えてきたら、次はその内容を企画します。

WEB上で伝えたいことは何なのか

まず大前提としてコンテンツ制作において大切なのは、伝えたい中身です。検索キーワードに対してどんな企画ならユーザーが満足するか、を軸に企画を構成していきます。

例えば、ですが「転職 福岡」という疑問に対してどんな内容を回答すればユーザーが満足するのか。

  • 福岡の求人一覧
  • 福岡の人材紹介会社一覧
  • 福岡で募集中の職種一覧
  • 福岡にUターン転職可能な企業一覧
  • 福岡に本社がある企業一覧

これはアイデア次第で正解があるものではありません。キーワードの中にはニュアンスの異なるニーズが複数含まれているもの。サイト制作に関わる人たちと様々なアイデアを出して、ユーザーニーズに答えられるベストな解を検討します。もしベストな解が1ページで収まらないほど膨大な量であれば、それを如何にわかりやすく作るか。という点は腕の見せ所となります。

実際に狙ったキーワードで順位がつくとは限りません。また、順位がつくまでに時間もかかります(例:ドメイン運用歴が3年程度のサイトでも新規ページに対して順位がつくのは2週間程度かかる感覚)ビッグワード(検索ボリュームの大きなキーワード)では競合も多く、順位もほぼつきません。

1冊の本を創るイメージで「その内容に対しての最適なタイトル」をつけることが肝です。32文字で。

検索ボリュームの少ないキーワードから狙うべき理由

そもそもですが、検索ボリューム10,000を超えるようなキーワードは簡単には取れません。そのキーワードで上位表示したい競合さんがたくさんいます。それよりも検索ボリュームが100未満程度の、検索する人が少ないキーワードから狙っていくべきです。それをロングテールキーワードと呼びます。ここならまだ勝てる可能性が多少はあります。

ロングテールであれば検索意図は比較的推測しやすいものになります。例えば

「転職 福岡 正社員 30代 営業」

などは誰でもニーズを確定させやすいものですよね。ではこれが

「転職」

だけならどうでしょう。

…汗。

この単語にどれほどのニーズが含まれいるのかと。不特定多数向けのぼやっとした情報は誰にでも当てはまる反面、抽象化しすぎています。だからまずはニーズが小さくとも、世界にひとりしか知りたい人がいなかったとしても、その領域では負けない1ページをつくることから始めるのが良い、という理論です。

その1ページの積み重ねが少し大きなニーズを掴むことになり、それが更なるニーズを掴むことになります。だから、毎日、コツコツと。(それがなかなか難しい)

ページを作成してからが本当の始まり

キーワード選定して、ページを作って公開したら終わり!ではないんです。むしろ始まりといっても過言ではなく。。

  • 思ったように順位がつかなかったり
  • 順位がついても200位くらいだったり
  • ユーザーが訪れても全然読まれなかったり

課題はたくさんたくさんいくらでも無限に出てきます。ただそこはキーワード選定とは少し離れた話になるので別の機会に。。。。

という訳で一旦まとめ

  • ユーザーニーズを汲み取り
  • ニーズを解決するための内容を練り込み
  • それをWEBページとして形にする

という流れです。

ここまでSEO的な話を散々書いておきながらですが検索エンジン最適化を目指した場合、競合サイトとのもしくは、Googleのコアアップデートとの永遠のいたちごっこを避けることはできなくなります。そしてSEOを意識しすぎると誰に向けて書くかがぼやけてきます。(Googleに対して文章を書くようになるため)それは本質ではないんです。見つめるべきは競合でもGoogleでもなく自社のユーザーや顧客です。どんな言葉ならユーザーに届くのか。どんな言葉は響かないのか。順位の上げ下げで一喜一憂することなく、本質を観測、および課題を自問自答し続けることがSEOでは大事かなと思います。

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